2008年09月01日

サイバーシックスとカルロス・メグリア

社内では夏休みの部署もあり、人数的にはいつもより少ないですが、
次のお仕事(まだ秘密)の参考にと、過去に作った作品
「サイバーシックス」の原画を倉庫から引っ張り出して来たり、
結構ゴタゴタ忙しく動いています。

先日、この「サイバーシックス」の原作者のひとり、
カルロス・メグリア氏が死去されたニュースをお伝えしましたが、
まだこの作品をごらんになったことが無い方のために
少し書こうと思います。

「サイバーシックス 英題:CYBERSIX」は、NOA(カナダ)と
テレコム(日本)の日加合作アニメーションシリーズで、
普段は男の格好をして学校の先生をしているエイドリアンが、
実はバイオロイドのヒロインで、事件があると
サイバーシックスとして縦横無尽な活躍をするというストーリーです。
アルゼンチンのマンガ作家、カルロス・トゥリージョ(Carlos Trillo)&
カルロス・メグリア(Carlos Meglia)が1993年から描いた
原作コミックの独特な世界観は、リアルで、
ちょっとエロティックな部分もあり、
生き生きとしたキャラクター描写で人気でした。

この独特の世界観をテレコムが総力を挙げて
アニメーション化したのは1998年のことです。
動きにこだわり枚数をかけて制作したアニメ版も、
おかげさまで大変良い評価を受けました。
当時の一話30分の作画枚数は、1万5千〜7千枚くらい
使っていたような気がします。
TVシリーズは通常4千枚程度の世界ですので、
今考えると気が遠くなりそうですね。
原画や動画を改めて見てみて、そのボリュームにため息が出ます。

そして日本では、2000年〜2001年にかけ、キッズステーションにて
放映されました。
その時主人公のサイバーシックスの声を演じられたのは、
お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さん。
適役のホセには、相方の松嶋尚美さんも出演されました。


さて、惜しくも50歳の若さで亡くなられたメグリア氏ですが、
本当にこの方の絵は独特で、アメコミとは一味違った面白さが
あります。
南米アルゼンチンといえば、私が思い浮かべるのはサッカーと
「母をたずねて三千里」くらいでしたが(笑)、
こんなに優れたマンガ家もいたんですねぇ。
彼自身のブログには魅力的な絵がたくさん残されていますので、
ぜひごらんになって下さい。

そして、興味が沸いたら、ぜひアニメ版を見て下さい・・・と
言いたいところですが、日本では残念ながらビデオやDVDは
販売されておりません・・・(--;)。
ヨーロッパなどでは時々アニメショップ等で売っているようですので、
ご旅行の際などに探してみてはいかがでしょう??

今は日本のテレビシリーズを中心に制作しているテレコムも、
昔はこんな作品を作っていたんですよ〜!
放映からすでに10年近くたった今でも、英語のファンレターが
届きます!

サイバーシックスについての詳しい情報はこちらです。

cyber.jpg

写真は、テレコム所蔵のサイバーシックス原作コミック本です。
一冊一冊がかなり重〜い。モダンな装丁のハードカバー本です。

(アヒルッチΩ目

posted by Telecom at 15:27| 作品情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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